川越の小さなギャラリー

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ビーズアート

子供の頃から、女の子なら一度はビーズを手にしたことがあるだろう。 ビーズと言わずとも、木ノ実を紐に通したり、花を繋いで 首にかけたりしたことがあると思う。 そこから始まったビーズのアクセサリーに技術が加わり、 ビーズの多種多様な色形で、立派なアートの世界になっている。 緻密で根気のいる作業を、一つ一…

「石塚倫子の部屋」

石塚さんとは、長いお付き合いになる。 私が出会った頃は、石粉粘土でミニチュアの人形や街並みを作っていた。 その彼女が、お姑さんの介護を機に、制作途中でも手を止められる 素材として、ビーズに仕事を変更したという。 もともと細かい仕事が好きだった彼女は、みるみる腕を上げ、 公募展などでも賞をもらうように…

妖怪ダルマ

まいけるからわたさんの創作する作品には、どれも 妖しくて、色艶があって、怖そうだけどどこか可愛い。 そんな世界観は、何故か男性に人気があるように思える。 写真は「妖怪ダルマ」。手のひらに乗る摩訶不思議な妖怪。 彼らが、もう一つ別の世界にご案内してくれます。…

獅子舞装束「五徳獅子」

ギャラリー中央のテーブルにドンと鎮座する力作 獅子舞装束「五徳獅子」。 この装束を纏って舞う獅子を、どんなイメージで創造したのだろう。 面を被ることも、装束を纏う事も、変身願望だ。 作家は現実と違う世界へ、作品を通じて案内してくれる。 ジッと作品を見るお客様。 どうぞゆっくりご覧になって、まいけるか…

応援しています!

ROSIさんの二回目の個展。 彼女はお仕事をしながら、洋服作りをしている。 まだまだ自分の洋服のスタイルや技術など、 学ばなければならない事はある。 それでも、昨年の初めての個展からは、大進歩だ。 作品、素材の種類を増やし、ギャラリーでの展示方法などを学んでいる。 私達は、頑張っている作家を応援し…

ユニコーンのエスキース

江口さんの作品は、制作の前にエスキースを作る。 鉄という素材は、粘土のように道具なしに自在に扱えない。 大きな作品(彫刻)には、全体のバランスを見るためには必須の行程だ。 彼らは、現在、L-feb 伝説的鉄製生物シリーズを制作している。 その一つであるユニコーンのエスキースを昨日持ってくださった。…

見て楽しむ

個人的な趣向を書かせて頂くと、用途のない飾る作品が好きだ。 室内外に飾られることで、気持ちが高揚したり、慰められたりする そんな作品が好きだ。 飾るための場所も余裕もない!と言われてしまうけれど、 そのために場所を作り、それを楽しむ時間を持てる事が、 本当の意味での豊かさなのではないかと思う。…

オープニングパーティー

出品作家17名のうち、15名が参加、それにお客様も加わって 40名くらいの方が、小さなギャラリーと、カワクリスペースに 所狭しと駆けつけてくださった。 梅雨明けもしない蒸し暑い中、クーラーはついているのかと 思うほどの熱気。 コミック、アニメをキーワードに老若男女が、賑やかに談笑する。 ギャラリー…

小佐野哲二さんの世界観

あちこちで採石した石で、小佐野さんが作り出す作品は、 静かでありながらしっかりした世界観が描かれている。 何処でも目にすることの出来る石。 その石を素材に花器、灯り、そして石彫へと展開される。 身近だった石が、時に神々しくさえ見えるから不思議だ。 17日(水)までの展示です。是非ご覧ください。…

シンプルな猫の絵

重高さんの展示も来週19日(水)で終わる。 「もう一度見に行っても良いですか。」と聞かれて足を運んでくださった お客様がいらっしゃる。 描かれた猫の前に佇み、魅入られている。 彼の絵は、猫の微妙な心の動きを目の動きや、尻尾などで 出来るだけシンプルに表現する。 描き込みすぎないから、観る人に想像さ…

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