川越の小さなギャラリー

展示会情報

最後の個展

2年前に61歳の若さで亡くなられた陶芸家安田修平さん。 ギャラリールームでは、3回も個展をしてくださった。 彼の素焼きのままの作品を、奥様の美代さんが仕上げて、今回の個展となった。 工房にまだ修平さんがいるようで、制作を続けることが辛かったという。 それでも青森から、彼女自身の作品も連れて、明るい…

愛しきB面

木版画家大庭明子さんによる作品展。 テーマ「愛しきB面」についての大庭さんのコメント。 『B面といったらアナログ盤DMは長方形で決して穴は空いてませんB面に待ち遠しい曲がありましたそんな 片面リピート装置で聴く回数が少ない曲のような......作品展新曲もあるような......噂です』土日作家在廊…

陶窯薔炎彩 陶展

まず目に飛び込んでくるのが海を思わせる、又は紺碧の青空を想像させる「青」の器。ひと言では言い表せない深い青のグラデーション。そして赤土に白土で象嵌された優しい器。長野県安曇野在住の陶芸家、本間友幸さんが、自分でブレンドした土と釉薬。どの作品も一つ一つ丁寧に、吟味して制作されていることが伝わる。そん…

天使のお引越し

3週間に渡るそらんさんの展示「はじめてあうひと」が終了した。 ふらりと立ち寄られたお客様がそらんさんの世界に引き込まれ、展示されていた人形をお買い求めくださった。 最終日に引き取りにこられて、「天使のお引越し」というタイトルでお客様からメールをもらう。 添付には人形を設置した写真があった。 メール…

はじめてあうひと

板に描かれた絵を、パッチワークのように繋いで面で展示。 ギャラリーの中央には白黒の人体オブジェ。その上を「虫」と呼ぶ白い羽を付けた黒い塊が天井から雨のように吊り下げられる。 ウクライナでの戦争を思い起こさせるのは私だけだろうか。 彼の作品は雄弁に語ろうとはしない。 それでも、見る人に何かを感じさせ…

川越ミニコミック市「敷居が高い」

コミック市搬入の日に、参加者の方が、「ギャラリーは敷居が高いと思っていたので、ここで展示できるなんて、ビックリです。」と言われる。 ここは埼玉の川越の小さなギャラリー。 東京のギャラリーとは全く違う。作品の発表の場は、若い新人から熟練の作家まで多種多様。アニメは日本を代表する文化。自信を持って、作…

児山梨香プルチーノの部屋

キルンワークという技法で制作されたガラスの作品は、可愛いお皿や、ガラス絵、モビールに。木彫りで出来た猫のブローチ。バーニング技法で描かれた小鳥はブローチやコロコロケース。キノコ、小鳥、猫と楽しいモチーフの「プルチーノワンダーランド」へぜひお気軽にお立ち寄りください …

半澤猫の魅力

半澤さんの猫達は「可愛い」という一つの言葉にくくられるほど単純ではなく、太々しい態度、とぼけた態度、さらに目つきひとつひとつにその表情の豊かさがあり、小さな作品でも見る人を釘付けにする。どの猫が良いかと、何匹も並べてみるお客様が多い。残念ながら作家在廊はありませんが、この猫達を通じて、作家の人とな…

「素敵な個展を開催して頂き、有難うございます。」

野良猫フィギュア作家松本正行さんの個展が30日まで行われる。初日、午後から横須賀在住の松本さんが在廊してくださった。 川越での展示会は4回目になる。この展示会を楽しみに来られたお客様が、持参されたカメラで作品を撮られていた。「撮らせてもらった写真はTwitterで紹介しますね。」と言われた。 その…

サナボファンは不滅です‼️

今年2月に手術し25日間の入院後、川越の個展に向けて準備をしてくださった東早苗さん。 お客様に会うことでパワーを頂くからと、石川県から飛行機で来られ、3日から6日まで川越のホテルで滞在され、在廊してくださる。開店前から常連のお客様が並ぶ。またInstagramで作品をみて、駆けつけた初めての若いお…

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