川越の小さなギャラリー

展示会情報

松本正行の部屋は「猫の部屋」

4坪の小さなギャラリーいっぱいに展示された野良猫フィギュア。猫はもちろん、背景の植物、台座も全て石粉粘土で制作。その精巧さは本物かと見間違うほど。制作方法をお尋ねしたところ、まずは作ろうと思う猫の手足を作り、胴体にそれらを繋げていくという。だから複雑に絡まっている2匹の猫も作れるのだろう。技術あっ…

新妻陽子の部屋

新妻陽子さんの粉引の器、花器、そして猫の箸置き。お料理、そしてお花の引き立て役として、日常生活で何度も登場する新妻さんの作品。控えめでありながら、頑固なほど役割を守ろうとする器類は、新妻さんのお人柄そのもの。毎年少しずつ買い揃えられるお客様がいらっしゃる事に、納得です。6月7、8、12、14、15…

水彩で描く 花のささやき

熊本県在住の葉香さんの水彩画展。葉香さんの筆は、白い紙の上を伸びやかにしかも生き生きと、山野草、草花を一気に描かれているように見える。しかも、その構図は実に粋で、見ていて惚れ惚れする。どれだけ草花を観察し、どれだけ絵を描き続けてきたのだろう。しなやかでありながら、その花の特徴をしっかり捉えた作品は…

はじめの一歩

長年人形作家「きびねの」さんと暮らし、彼女をサポートして来たタムムさん。昨年5月に他界したきびねのさんが残した多くの人形の材料を目にし、人形作りに取り組んだ。そして、きびねのさんとの思い出を描いた絵はどれも明るい。タムムさんは初めての個展の準備で、一人で創作することの大変さを実感し、改めてきびねの…

「踊りましょう」武嶋公江銅版画展

子供の頃から習っている大好きなバレエをテーマに制作。人間も動物も踊っている作品は、観ている人までつい楽しくなって、踊りたくなってしまいそうです❤️踊りで表現するバレエの世界、それを観る側から今度は銅版画で表現。両方の視点を持つ作家の作品をぜひご覧ください。土日作家在廊予…

鉄で作られた遊びの世界

栃木県在住の三谷洋介さん。細身で長身、にこやかな彼の頭の中は、遊び心がいっぱい。照明による作品の影の効果も見逃せない。そして、思わず微笑んでしまうような作品。売れるものだけでなく、どうしても作りたい!と思って制作された「ダンデライオン(タンポポ)」。ものつくりを愛してやまない三谷さんの遊び心いっぱ…

ま工房の部屋

到着した作品の箱を開けながら、思わず微笑んでしまう❤️なんて、楽しい器なんだろう〜♪とニコニコしながら手に取る。たくさんの動物、鳥が、日常使いの器に大変身❗️岐阜在住の「ま工房」さん。東京のデパートで人気の作家さんが、縁あって今回は川越で出張…

うみのみえるしずかなじかん

ギャラリールーム、カワクリと2つのスペースに拡がるそらんワールド。今回は板絵のテクスチャーにも変化があり、題材も人間だけでなく、動物、静物などがあります。今年で退職され、これからもっと作品を作っていきたいそうです。進化し続ける「そらんワールド」をこれからも楽しみにしていましょう。 …

「はらかおりの部屋」

今年初めてのルームの企画展。電球を入れての灯り、蝋燭をいれての灯り。 それらの作品のどこかに小さな猫の姿があることで、そこに小さなお話が生まれる。 寒い季節、見にきてくださったお客様が少しでも温かな気持ちになって頂けたら嬉しいです。 18、22、25日以外は在廊予定です。…

桐山暁の部屋

どこか違う世界へと誘うかの様に天使の羽をつけている猫達。軽やかに舞いながら、お話の世界へと案内してくれる。一方木口版画で描かれる猫達は、まるでそこに猫がいるかの様なしっかりとした存在感がある。様々な素材で表現される桐山暁さんの作品。優しくて力強い作品をぜひご覧ください。 …

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